2009年11月10日

綾辻行人『Another』(角川書店)

綾辻行人の久々の新作。

キャラクター、謎、真相…どれをとっても、著者の集大成的な作品に仕上がっていると思った。ストリーテラー綾辻の完全復活の作品と言えそう。

最初に本屋で見かけた時には、京極夏彦並の分厚さにビビったw(税抜き1900円という値段にもビビった)

でも実際に読んでみると、二段組ではなく一段組、中学生の一人称と言うこともあってか平易な文章で、とても読みやすい。

夜見北(よみきた)中学校の三年三組にだけ起こる、とても不条理で不可解な現象、〈死〉に近づきすぎたかのように次々起こる、三組の関係者の相次ぐ死。転校生の榊原恒一も否応なく巻き込まれていく・・・。


以下、ネタバレを含みます。未読の方は御注意下さい。

何とも言えない得体のしれない不気味さを感じさせる前半。もっとホラー色が強いかと思ったら意外とそうでもなくて、むしろ中盤以降のミステリ色に引き込まれ、一気に最後まで読まされてしまった。

著者が仕掛けたアノ真相・・・。いやーすっかり騙されました。読んでて全然気がつかなかった。

どこかのブログで「Another」は「囁きシリーズ+十角館」と評されていたのだけど、確かに十角館だった。とても的を射た評価だと思う。

本格ミステリの旗手として鳴らした著者らしく、あちこちに伏線やヒントがちりばめられている。もっとも、読んでいる最中には気がつかなくて、後から思えばそういうことかーと理解できたに過ぎないのだけど(^_^;)

そんな伏線のひとつが祖父母宅で飼われている九官鳥。あれにはまいった。後から考えるとすごい大きなヒントが、堂々と出されていたってことなんだよねえ。

考えてみるといい。年配の人がそれまで飼っていなかったペットを突然飼い始めるきっかけってものを。

そして、この物語には「結末」はあるけど「解決」はない。本格ミステリではないので論理的な解というものがないのだ。謎は謎のまま残され結果だけが提示されている。それゆえに、「Another」はあくまでも「ミステリ」ではなく「ホラー」の範疇に入る作品なのだと思う。

投稿者 ronia : 20:24 | コメント (0)

2009年07月09日

「絶望ノート」歌野晶午(幻冬舎)

 「絶望ノート」と名づけられた日記帳に、陰惨極まる苛めのあらましを日々記していく少年・照音(しょおん)。いじめグループのひとりが偶然つまづいて大怪我するきっかけとなった石ころを少年は御神体として崇め、いじめグループの少年たちの死を懇願する。
 それ以降、「神様」への願いが通じたかのように、照音の周囲ではいじめグループのメンバーの身に次々と不幸が降りかかるようになっていく…。


 歌野晶午の作品を読むと、毎回色んな仕掛けが施されていて驚かされる。「絶望ノート」も期待に違わず驚かされた。


 本作では、人間の醜悪な面というものを、これでもかというほど見せつけられる。最後まで読んでも、結局誰一人として不幸でない者がいないというものすごい。読者すら巻き込んで絶望的な気分になること請け合いです…。



投稿者 ronia : 22:41 | コメント (0)

2009年01月15日

『バッカーノ!』 成田良悟

090102_baccano-set.jpg

今いちばんハマっているのが、成田良悟の『バッカーノ!』。

年が明けた1月2日、近所の古本屋にシリーズ13冊セットがあったので、うっかり買ってしまいました。

このセットに、今月発売のシリーズ最新刊、『バッカーノ!1931 臨時急行編』を加えて、シリーズの小説が全部(DVDやゲームのおまけ特典小説を除く)揃いましたとさ(^_^;)

このシリーズのすごいなあと思うところは、伏線があちこちに張り巡らされていて、何気なく書かれていることがシリーズを読み進めていくうちに、意外なところで繋がっていたりするんですよねえ。

あの時のあの出来事・行動がココに繋がっているのか!といった感じで、作者の物語を紡ぎだす能力の高さにケッコウ感服したりして。



投稿者 ronia : 17:44 | コメント (0)

2008年12月27日

とある魔術の禁書目録(インデックス)

近頃「とある魔術の禁書目録(インデックス)」というライトノベルにハマりかけてます。

あらゆる「異能の力」を一瞬で無効化してしまう右腕をもつ少年・上条当麻と、10万3000冊もの禁書と呼ばれる魔術書の内容を一言一句すべて記憶しているインデックスと呼ばれる謎の美少女が出会い、当麻はインデックスを助けるため、彼女を追ってきた魔術師たちとの戦いに巻き込まれていきます。

科学と魔術が対立する現代における、Boy meets Girl な物語。

かなり熱い展開です。

当麻と彼の周囲の人たちの掛け合いが面白い。

魔法を使って襲いかかってくる魔術師たちとの戦闘シーンが熱い。

禁書目録をインデックスと読ませるといった、やたらとルビを振った言葉を多用してて、少々…いや、かなり鬱陶しいんだけど、それでも思わず引き込まれていってしまう、上手いんだか下手なんだかよくわからない文章力。

買ってきた1巻を一気に読んでしまい、早く続きが読みたくて仕方がなくなってしまって、図書館で2巻を予約していたのだけど、順番待ちが多いので待ち切れなくてキャンセル。本屋3軒回って2巻を買ってきてしまいました(^_^;)

さすがに既刊16冊+SS2冊を一気に買いそろえるのは、おサイフに痛すぎるので、3巻以降は幸い順番待ちも少なそうだし図書館で借りて読もうと思います(^_^;)



投稿者 ronia : 20:59 | コメント (0)

2008年09月19日

占星術殺人事件 改訂完全版

一昨日から,図書館で借りてきた『本格ミステリの現在 笠井潔=編』を読んでいます。刊行されてからすでに10年が経っており,内容的にはやや古くなってはいますが,各作家に対する論評はそれなりに興味深いです。

本書の中の「島田荘司論」で取り上げられている,島田氏のデビュー作『占星術殺人事件』を久しぶりに読み返したくなり,雨の中ブックオフへ。

105円コーナーでノベルス版『占星術殺人事件』を見つけたのですが,別途ノベルスの棚で『占星術殺人事件 改訂完全版』(今年の1月に出ていたんですね)を見つけたので,こっちを買うことに。

まだ読んではいないのですが,見たところ改訂完全版の加筆修正は,オリジナル版と比べて本の厚みにして1割増くらいかな。

そうそう,帰宅してから気がついたのですが,ノベルスのオリジナル版すでに家にあったわw うっかり同じものをもう1冊買うトコでした(^_^;)アブネー


投稿者 ronia : 22:31 | コメント (0)

2008年08月13日

ちりとてちんメモリアルブック

080816_chiritote-book_s.jpg

本屋でみかけたので,思わずゲット。

各週のあらすじ,インタビューはもちろん,小ネタ満載,写真もいっぱい。

ちりとてファンなら,手元に置いておきたくなる一冊です♪

投稿者 ronia : 18:46 | コメント (0)

2008年06月02日

「神田紅梅亭寄席物帳 芝浜謎噺」

NHK朝の連続テレビ小説「ちりとてちん」を見て以来、すっかり落語にハマってしまって、落語を題材にした本を読み、落語CDを借りてきて聴いてる日々(笑)。

そんな中、愛川晶の「神田紅梅亭寄席物帳 芝浜謎噺」(原書房)を読みました。

落語ネタの本格ミステリなんですが、すごく良かった!

「芝浜謎噺」は昨年上梓された「神田紅梅亭寄席物帳 道具屋殺人事件」の続編で、「道具屋殺人事件」も最近読んだけど、江戸落語の世界(業界)を舞台にとてもわかりやすく書かれていて、ミステリなんだけども落語さながらの人情話仕立てにもなっているし、読んでて楽しかったです。(作者は大学時代、落語研究会に所属して高座にもあがっていたそうです。)

ラスト近くのクライマックス部分ではまるで実際に寄席に行って、高座聞いてるような錯覚に陥るほどに話に引き込まれて、思わず胸が詰まってしまいました。

それと、本の上梓を機会に連動企画として、版元の原書房のサイト内にネット寄席のコーナーが作られ、作品中に出てくる「道具屋」と「改作版 野ざらし」が、本の解説もされている現役の若手噺家・鈴々舎わか馬さんの口演よる、音声データを聴くことができます。(「改作版 野ざらし」を聞くにはID・パスワードが必要ですが、「芝浜謎噺」の後書きに書かれています。)

実際の落語として聴いて見ると、とてもわかりやすくて聴きやすかったです。>野ざらし

「芝浜謎噺」を読むついでに、三代目 桂三木助の「芝浜」が収録されているCDを、図書館で借りてきちゃいました(^_^;)

CDはまだ聴いてませんが、桂三木助の「芝浜」は伝説とも云われているほどの名演らしいので、聴いて見るのが楽しみです。


投稿者 ronia : 22:34 | コメント (0)

2008年04月23日

ハナシがちがう!—笑酔亭梅寿謎解噺

本格落語ミステリと言うのでしょうか。上方落語の世界を舞台に書かれた推理小説です。

図書館でみつけたのですが、ちりとてちんを見た後と言う事もあって、思わず手が伸びて借りてきました。

目次をみると各話のタイトルに古典落語の演目が並んでいて、演目の落語にちなんだ事件が起きるのです。

内容的には、金髪トサカ頭の不良少年・竜二が、その行く末を心配した元担任教師に無理矢理連れ出されて、上方落語の大看板・笑酔亭梅寿(しょうすいていばいじゅ)のもとに無理矢理弟子入りさせられる所から始まります。

師匠の梅寿と言う人は、大酒呑みだわ、逆らったり文句言ったりするとすぐどつき回されるわ、借金取りのヤクザに追い回されてるわ、で散々な人で、竜二はとにかく逃げ出すことばかり考えているのだけど、師匠についていって落語を舞台の袖から聞いているうちに、落語の魅力に取り憑かれてしまいます。

そしてなぜか、続発する事件の数々を、真相に気付いた竜二が解き明かして行く・・・と言うお話です。

単行本で出されたのが2004年(2006年に文庫化)なので、ちりとてちんよりこちらの方がずっと先なんですが、竜二の破門騒ぎや、新作落語(ちりとてでは、創作落語と言っていた)に挑戦する話もあって、ちりとてちんを見ていた人なら楽しめるんじゃないかと思います。

続編(ハナシにならん!—笑酔亭梅寿謎解噺〈2〉 (笑酔亭梅寿謎解噺 (2))も出ているようなので、次はこっちも借りてみようと思います。


投稿者 ronia : 22:21 | コメント (0)

2008年03月01日

中央図書館オープン。

080301_library_s.jpg

昔からある中央図書館が、老朽化と手狭になったことを理由に移転。本日、オープン。

駅前の2棟のタウンビルの片方、2〜4F3フロア分。

ちなみに図書館の真上、5〜6Fは駅前温泉が入ってます。

さっそく行ってみてきました。

前の狭くて薄暗いのから一転して、広くて明るい図書館に一変。

本の棚はまだスカスカだったけれど、これは今後蔵書が増えることを想定してのものだと思う。

本を読んだり勉強したりできる机と椅子がたくさんあり、隣の席との間には仕切りがあって、ある程度プライバシーにも配慮されてました。

ガラス戸で隔離されたグループ学習室と言うのもあるので、学生さんとかがグループで利用することもできます。

雑誌や児童書のコーナーも充実してるし、今度の中央図書館はDVDも借りられるんですよ。(青梅では今までDVDやCDなどのメディア物は扱ってなかったのです。)

そして!

自動貸出機の登場!

バーコードつきの貸し出しカードを機械にかざして読み込み、台に本を置いてタッチパネルの操作で、カウンターを通さずに本が借りられるようになってました。

ハイテクですなー。

中央図書館の開館にともなって、ネット予約のシステムも改善されてました。

前は、予約したい本が市内の全ての図書館で貸し出し中でないと予約できないとかアホなシステムでしたが、貸し出されてない本があれば、近くの図書館まで取り寄せしてもらえることになりました。

有川浩「塩の街」(メディアワークス)を借りて、入り口の脇にリサイクル本(廃棄本)コーナーがあったので、そこから3冊引き取ってきました。

引き取った3冊。すべて単行本。
新保裕一「ストロボ」(新潮社)
楡周平「マリア・プロジェクト」(角川書店)
北村薫「盤上の敵」(講談社)

んで、話が前後しますが、図書館に行く前、隣の駅前まで歩いて「ステーキのどん」でハンバーグランチ食べてきました。何だかとても肉が食べたかったのです(^_^;)

味はそれなりですが、ナイフいれると肉汁がどばーっと出ておいしかったー。ライスとスープ付き+ランチドリンクでコーヒーつけて、900円しないって、安過ぎだろう。

途中でライスお代わりいかがですか?と店員に聞かれたけど、肉がもうあと1口分くらいしかなかったし断ったんだけど、「けっこうです」と言う前に少しだけ迷ったw(ご飯より肉の追加が欲しかったよ…)

投稿者 ronia : 18:46 | コメント (0)

2008年01月02日

2008年最初の1冊は、


ぶたぶたと秘密のアップルパイ(矢崎存美/光文社文庫) を選択。ぶたぶたシリーズの最新刊。

「心の中の荷物は、ここで下ろしていこう」(帯の言葉)

くすっと笑えて、ちょっと切なくて、最後は心が温まる…そんなお話です。

これ読むと無性にアップルパイが食べたくなります。くれぐれもご注意を(笑)。



投稿者 ronia : 22:08 | コメント (0)

2007年10月10日

おうちでダイエットキャンプ

いつかは出るだろうとは思っていたけど、やっぱり出たよ。

ビリーズブートキャンプをネタにしたダイエット体験本が(^_^;)

おうちでダイエットキャンプ(メディアファクトリー)


本屋で見かけてパラパラと読んで見たけど、ビリーズブートキャンプを30日間やった記録が、面白可笑しく書かれていました。

体験者の女性(著者)がビリーズブートキャンプで痩せようと決意した理由がちょっとアレだけども(笑)。

うん、まあ・・・確かに切実かもしんないね(^_^;)

それでも30日間でちゃんと、結果(-10kg)は出してるからすごいですね。


投稿者 ronia : 22:37 | コメント (0)

2007年10月01日

かもめ食堂(群ようこ・幻冬社)

先日観た「めがね」がとても良かったので、同じ監督の「かもめ食堂」を観たくなって、ネットで情報漁ってたら群ようこさんの原作小説の存在を知ったので、映画より先に小説の「かもめ食堂(群ようこ・幻冬社)」を図書館で借りて読んでみました。

「めがね」ほどじゃあないけど、ゆったりしててのんびりとした感じの、楽しい小説でした。

「めがね」は見事なほど何も起りませんが(笑)、「かもめ食堂」の方はちょっとした事件なども起ったりして、それなりにメリハリのあるお話ですね。

本読んだら、ますます映画を観てみたくなりました。近所のレンタル屋は軒並み貸し出し中だし、さて…どうしましょうかね。

それと、これ昨日のうちに読んだのですが、今朝は朝ご飯に「おにぎり」を作って食べました(^_^;)


投稿者 ronia : 22:46 | コメント (0)

2007年09月05日

【読了】ガフールの勇者たち1・悪の要塞からの脱出

8/22の日記に紹介したアメリカの児童向けファンタジー小説「ガフールの勇者たち1・悪の要塞からの脱出」を読み終わりました。

子供向けのよくあるファンタジー物と軽くみていたけど、なかなかどうして、大人が読んでも十分に楽しめるものでした。

主なキャラクターがフクロウなこの作品、彼らの行動はフクロウの生態に基づいたものが随所に出てくるので、意外と勉強になるのよね。

例えばメンフクロウは、フクロウの中でも特に耳がいいらしいのだけど、彼らの耳は左右で位置が微妙にずれていて、音の反射による三角測量で、獲物や敵の位置を正確に知る事ができるらしい、とか。

また、アナホリフクロウは地面に穿たれた他の動物の巣穴を利用して、地中に巣を作り生活。飛ぶ事は出来るけどもどちらかと言うと、地面を走る方が得意らしい、とか。

物語を読んでいて自然と、フクロウの生態も学べるようになっているのよ。

「わたしらフクロウは、砂嚢で感じ、砂嚢で理解する。」

ソーレンの父親の言葉なのだけど、なかなか示唆に富んだ言葉だと思う。

さて、1巻で悪の要塞から脱出して、伝説の<ガフールの神木>を目指して旅立ったソーレンら一行の行く手には、何が待ちかまえているのか。

2巻以降を読むのがすごく楽しみです(^_^)

投稿者 ronia : 22:13 | コメント (0)

2007年08月22日

ガフールの勇者たち1・悪の要塞からの脱出

070822_gahoole_s.jpg

某チャットのお友達から、面白そうなファンタジー小説を教えてもらいました。

ガフールの勇者たち1・悪の要塞からの脱出
 メディアファクトリー 800円
 キャスリン・ラスキー/食野雅子=訳
 ISBN978-4-8401-1580-3

フクロウを主人公にしたファンタジー小説。対象年齢10歳以上の児童書扱いです。

主人公を始めとして、主な登場キャラの殆どがフクロウの、フクロウによるフクロウのための?お話て感じで、フクロウ好きにはたまらないですねい(^^;

主人公のソーレンはメンフクロウだし、ソーレンと一緒に行動する仲間たちを含め、サボテンフクロウ、アメリカワシミミズク、キンメフクロウ、カラフトフクロウ、アナホリフクロウ…と、色んなフクロウが出てくるよー。

読んでみたくなって、(青梅の図書館にはなかったので)お隣の羽村市図書館まで借りに行ったけど、生憎貸し出し中でなかったので、7&Yで1巻を注文しちゃいましたw

昨日届いたばかりでまだ読んでいないんだけども、裏表紙のあらすじ読むと、設定だけで結構笑え・・・面白そうです!

裏表紙のあらすじより
<引用開始>-----
メンフクロウのソーレンは、ティト王国の森で、家族と幸せに暮していたが、ある日、何者かによって巣からつき落とされ、峡谷の孤児院へと連れ去られてしまう。そこでは、さらわれてきた子フクロウたちが、催眠術にかけられ、奴隷にされていた。ソーレンは、サボテンフクロウの少女ジルフィーと協力し、決死の脱出をこころみる。だがそれは、フクロウ世界の支配をたくらむ組織との、長く苦しい戦いの「はじまり」にすぎなかったー。
-----<引用終わり>

フクロウ一家の家政婦をヘビがしていたり、仮面のフクロウが出て来たり、ツッコミどころが結構ありそうで読むのが楽しみですw 面白かったら2巻以降も買おうと思います。

全8巻くらいの予定で、現在日本語版は4巻まで出ていて、年末に5巻が出る予定。

投稿者 ronia : 21:06 | コメント (0)

2007年08月08日

祝・復活・・・なれど

今日は、講談社メフィスト9月号 と 講談社ノベルス の発売日なので、炎天下の中買いに行ってきました。

昨年秋に第1部が終了した、高里椎奈さんの薬屋探偵シリーズが復活!

タイトルは「ソラチルサクハナ 薬屋探偵怪奇譚」。

やったー!と勇んで買いに行ったものの、新作には 秋 も 座木(くらき) も出てないんだ・・・(´・ω・`)

リベザル は嫌いじゃないけど・・・秋 と 座木(くらき)  の遣り取りとか好きなので・・・迷った末に今回は買うのを見送りました。

結局買ったのは、 メフィスト9月号 と 高田崇史「QED〜flumen〜九段坂の春」 の2冊。

この2冊だけで2500円ちょい。

本も高くなったねえ('A`)

投稿者 ronia : 22:11 | コメント (0)

2007年04月13日

【新装】講談社メフィスト

070413_mefst_s.jpg

近所の西友に買い物に行って、本屋を覗いたら。

あらま。

1年ぶりに、講談社メフィストが出てるじゃんすか。

表紙が地味すぎて、気が付かず通り過ぎてくとこだったよ(笑)。

とりあえず、買った。

目次をみて。

お。

辻村深月の連載が始まるんだ。
読むのが楽しみだ。

お?!

めずらしい。

谷川流がエッセイを寄稿してますな。
内容は涼宮ハルヒとはぜんぜん関係ないです。

全体的に何となく、以前とはフンイキが変わっているようなそうでもないような…。

ともあれ、復活おめでとう>メフィスト。

投稿者 ronia : 20:14 | コメント (0)

2007年03月16日

『子どもたちは夜と遊ぶ 上・下』

辻村深月の2作目。

デビュー作の「冷たい校舎の時は止まる」は高校生の物語だったけど、本作は大学生の物語。前作とのつながりはナッシング。

読み終わって思ったのは、

なんて痛々しくて、せつなくて、哀しい物語なんだろう…でした。

前作以上に重い話ですが、エピローグのおかげでほんの少し、救われたかな。

図書館に本を返しに行く途中で、iPodからは「君は僕に似ている」がかかった。

「何も知らない方が 幸せと言うけど
        僕はきっと満足しないはずだから」

本当に・・・知らなければ良かったのに・・・。知らなければあそこまで悲劇にはならなかったかも知れない。それでもやっぱり、知ってしまうんだろうな・・・。そんなお話でした。

投稿者 ronia : 19:43 | コメント (1)

2007年03月12日

『冷たい校舎の時は止まる 上・中・下』

第31回講談社メフィスト賞を受賞した学園ミステリー。
辻村深月のデビュー作。 2004年刊行。

-あらすじ-
ある雪の日学校に閉じ込められた8人の高校生。開かない玄関の扉、誰も来ない校舎。謎を追ううちに彼らは気づく。学園祭で自殺した級友の名が思い出せない…。5時53分で止まったままの時計。それは、級友が自殺した時間だった。やがて「ホスト」により、一人一人が過去の辛い思い出を振り返らされ、自己の内面を見つめ直させられた末に、一人…また一人と消されて行く。そして最後に残ったのは…。


図書館で借りて読んでみた。

それなりにボリュームがあるのだけど(それでも3冊合わせても京極一冊より薄いがw)、その長さが全く気にならないほどあっと言う間に読み終わってしまった。

読み終わって思ったのが「この人上手だな」。何が上手かって言うと、最初から最後まで飽きさせずに一気に読ませる構成の上手さが際立っていたと思う。作者はこれを、高校〜大学に在籍中に書き上げたと言う。

あちこちに細かい仕掛けと言うか伏線が、さりげなくいくつもちりばめてあるんだけど、それらが物語の終焉に向ってどれもが無理なく自然に納得いく形で集束していく様が、読んでいてとても心地よかった。伏線の回収の仕方がすごくうまいわー。久々にいいもの読ませてもらったって感じでした。

しばらくこの人の作品追っかけてみたくなった。

投稿者 ronia : 21:12 | コメント (0)

2007年01月13日

『そして、警官は奔る』

先週図書館で、日明恩(たちもりめぐみ)「そして、警官は奔る」を借りて読みました。

“キチク”とあだ名される警視庁の刑事・武本巡査部長が主人公のシリーズ第2弾。

同じ作者のデビュー作でメフィスト賞受賞作の「それでも、警官は微笑う」を昨年末、古本で手に入れて読んだら面白かったので、続編の本作も読んで見たくなったのです。

それでも、警官は微笑う」の方の感想は割愛するとして、「そして、警官は奔る」は、シリーズ1作目の「それでも、警官は微笑う」と比べると、やや評価が低くて、賛否両論と言うか否定的な感想も割りと目立つ。

その辺も含めて読んでみたのだけれど、読み始めたら止まらなくてほとんど一気に読んでしまった。それほど引き込まれたのです。

不法滞在の外国人の子供を狙った児童ポルノに人身売買と、書かれている内容はかなりヘビーです。フィクションだとわかっていても、恐らく現実に似たような事件はたくさんあるのだろうと言うのは、簡単に想像出来る。

上に書いたように内容的には重く、後味の悪さすら感じるラストなのだが、それでも読後は色々と考えさせられた。フィクションだけれどまるでルポルタージュのようなリアルさが感じられるのは、作者がよほどしっかりと取材したのだろう。

娯楽性には欠けるが、一部で囁かれているような駄作だとは、私には思えません。

投稿者 ronia : 22:05 | コメント (0)

2007年01月08日

「天使が開けた密室」

谷原秋桜子「天使が開けた密室」(創元推理文庫)を読んだ。

【内容】(Amazon.co.jpより引用)
行方不明の父親を捜すため、倉西美波はアルバイトに励んでいる。そのバイト先で高額の借金を負うハメになり困惑していたところ、「寝ているだけで一晩五千円」というバイトが舞い込んだ。喜び勇んで引き受けたら殺人事件に巻き込まれて…。怖がりだけど、一途で健気な美波が奮闘する、ライトな本格ミステリ。期待のシリーズ第一弾!短編「たった、二十九分の誘拐」も収録。


まず、表紙の淡い色合いの優しいイラストが目に留まる。帯には「気鋭の贈る、ライトな本格ミステリ」とある。作者は谷原秋桜子(たにはらしょうこ)。初めて見る名前だ。新人かな? と興味を惹かれて本を手に取った。

扉に書かれた内容と、帯の「本格ミステリ」の文字、そして出版元が創元推理文庫。

いやがうえにも興味が高まり、買って帰ったのが昨年末。

年明けとともに読み始め昨日読み終わった。

うーーーーーーーーーーーーーーーーーん。

帯に「本格ミステリ」とあるけど、本格にしてはライト(軽い)過ぎる感が・・・。

創元推理文庫だし、もっとこう重厚なのを期待していたんだが。期待し過ぎたか。

なんか途中であっさりと犯人も見当がついてしまったよ(動機まではわからなかったけど)。

んで、やけにライトだなーと思ったら、これ、以前富士見ミステリー文庫という、主にライトノベルを出しているレーベルから出た作品を、改題・加筆修正して創元推理文庫から再発売したものなんだね。

どうりで、ライトなハズだわ。

狙いはいいと思う。ちゃんと伏線もはってあるし、本格のテイストは感じると思う。

ただもうちょっと、内容に厚みが欲しかったなー。

個人的には、アルバイトで事件に巻き込まれて・・・よりも、行方不明の父親捜しの方が気になります。そちらの顛末の方が読みたいです(^^;

あ、でも。

同時収録の短編「たった、二十九分の誘拐」はそこそこ面白かった。

無理に長編にするより、短編の方が良い物が書けそうな気がするかも。

投稿者 ronia : 22:45 | コメント (0)

2006年12月14日

QED ventus 御霊将門

講談社ノベルスの高田崇史のQED ventus 御霊将門を読みました。

今回は、日本の三大怨霊の一人と言われている「平将門」がテーマ。

タタル(桑原崇)と棚旗姉妹が、タタルの案内で将門由来の神社・お寺巡りする。道中タタルの蘊蓄を聞きながら、驚いたり感心したりする奈々・沙織の姉妹…と言ういつものパターンが繰り広げられる。

QEDシリーズも今回で十二冊目だけど、冊を重ねるごとに推理小説的な部分がどんどん減っていって、ただの蘊蓄本になっていってる気がするなあ('A`)

正直言って、今までの中で一番ガッカリしたかもしんない。


投稿者 ronia : 22:35 | コメント (0)

2006年11月10日

古本市で

061111IMGP6911_book_s.jpg

近所の西友の正面玄関前で古本市やってたので、売り場を眺めていたら。

「この中の物は200円」て書かれた箱の中に、「それでも、警官は微笑う」日明 恩があったので、ラッキーと思ってレジに持っていったら、200円じゃなくて500円と言われました。

なんでー?って思って「200円てとこにあったんですけど…?」と言ったら、店のおじさんが「誰かが勝手に置いちゃったんだね」って。

確かに、200円均一本には底にに赤マジックの線が引いてあって、私が選んだ本にはその線がなかった…。

小心者の私はそれ以上つっこめなくて仕方なしに500円払おうとしたら、店のおじさんが「400円でいいよ」って言ってくれた。

いまいち損したんだか得したんだかよくわかんない、びみょーな気分で帰りました(´・ω・`)

投稿者 ronia : 20:23 | コメント (0)

2006年10月01日

『僕たちの戦争』荻原 浩

bokutatino-sensou_s.jpg

先月、9月17日にTBSで『僕たちの戦争』というタイトルのドラマがありました。
毎年やっている終戦関連ドラマのひとつです。

“根拠なしポジティブ”な現代のフリーターの若者が、突然昭和19年にタイムスリップしてしまい、自分とうり二つの特攻隊員の若者と入れ替わり、当時の海軍の特攻艇『回天』の乗組員になってしまう…と言う設定。

ドラマ放送時は、どうせありきたりな反戦ドラマだろうとタカをくくって、最後の10分くらいを流し見した程度だったのですが、後日ネットの某巨大掲示板で思いの他好評だった事を知り、「しまった、見ておくんだったか」と後悔。

そしてこのドラマには原作の小説がある事を知り、昨日ようやく書店で『僕たちの戦争』荻原 浩を購入して読んで見ました。

普通に面白かった。
そして、
とてもせつない話だと思った。

前半は時代が入れ替わってしまった健太と吾一が、それぞれが置かれた現状にとまどいながらも、徐々に置かれた立場を認識して順応していく過程が交互に描かれて、面白可笑しく読めました。

よくある戦争中の悲惨さだけを強調したものとは違い、戦時中の若者が突然50年後の未来に来てしまったことの悲喜劇が併せて描かれていたことが、内容に深みを与えているような気がします。

最後の方の健太の決断、そして、吾一の決心。

どっちも自分以外の大切な人の為に、大切な人を守りたい一心で、結果がどうあれその場でできる最善のことをしようと言う真摯な気持ちが、痛いほど伝わってきました(>_<)

読んで損はなかった一冊でした。

以下、ネタバレ。未読の方はお気をつけ下さい。

健太は現代っ子だから、いつ戦争が終ったかも当然知っているわけで、当面の目標として何としても8月15日までは生き延びようとするわけ。8月15日を過ぎてしまえば、とりあえず戦闘で命を落とす可能性は無くなると考えたわけ。それは或る意味正しい判断だったのだけれど、現実ってそんな甘いもんじゃなかったんだよね。

昭和天皇の終戦の詔を聞きさえすれば、即その場ですべての戦闘行為が終るってわけじゃなかった。実際、本土を離れた戦闘の現場では8月15日を過ぎた後でも、局地的な戦闘行為が続いてたところがあって、多くの兵士や民間人が命を落としている。

健太もそうした“現場の混乱”に巻き込まれて、決して死ぬはずがなかったハズなのに、計算違いで戦闘に巻き込まれて敵艦に向けて特攻するハメになってしまった。

戦争って、スポーツとは違って時間がきたから「ハイ、終り」てなワケにはいかないんだよね。まるでサッカーの試合のロスタイムみたいに、正規の終了時間を過ぎても戦わなくちゃいけないケースもあって、そこで命を落とすこともあるんだってとこが、とてもヒドイ話だと思う。

だから、国の指導者の立場にある人達には、簡単に“先制攻撃も辞さない”だとか言って欲しくない。一旦始めた戦争を終らせる事ほど難しい作業はないんだから…。

投稿者 ronia : 21:52 | コメント (0)

2006年06月08日

「いつもカメラが」「深山木薬店説話集」

060608_books.jpg

本を2冊買った。
1冊は、フォトグラファー・内田ユキオのフォトエッセイ「いつもカメラが」。B5判、えい出版より。
前回出た彼の本「ライカとモノクロの日々」を見て、内田ユキオの写真と文章が好きになりました。今回の「いつもカメラが」も基本的には「ライカと〜」と同じテイストのようで、読むのが楽しみです。

もう1冊は、高里椎奈の人気シリーズ・薬屋探偵妖綺譚の短編集「深山木薬店説話集」。講談社ノベルス。
こちらは、先日シリーズの第一部が終わったばかりで、早く第二部の開始が待ち遠しかったりしますが(笑)、今回出されたのは以前作者のホームページで公開された短編数編に、書き下ろしを加えて1冊にまとめたもののようです。
本編では書かれなかったキャラたちの裏話とかありそうで、こちらも読むのが楽しみ♪

投稿者 ronia : 21:16 | コメント (0)

2006年03月14日

ネットで本を買う。

060314_polaroido_s.jpg

ネットで本を買う、と言うとAmazonを利用することが多いのだけど、今回初めてセブンアンドワイを使ってみました。

注文したのは、藤田一咲の「ポラロイドの時間」(えい出版)。
先週土曜夜に注文して、今日の午前中に最寄り7-11に到着。

セブンアンドワイの良いところは、近所の7-11を指定して自分で受け取りに行けば、送料・手数料がかからないってとこですね。

Amazonでも1500円以上買えば送料無料にはなるけど、一冊だと送料かかっちゃうし何となく頼みづらい。また、宅配便だと受け取るタイミングが合わないこともあり、電話して再配達を頼むこともあって、ちと面倒だったりすることもあるんだよね。

セブンアンドワイなら文庫本一冊でも気軽に頼めるなぁ、こりゃ便利、と使ってみて思いました。

何冊かまとめ買いする時はAmazon、一冊だけ頼みたい時はセブンアンドワイ、と使い分けるといいかもしれませんね。

投稿者 ronia : 21:56 | コメント (0)

2005年12月21日

石持浅海『扉は閉ざされたまま』

石持浅海『扉は閉ざされたまま』(祥伝社・ノベルス)を読みました。
石持浅海の小説を読むのはこれが初めて。今まではスルーしていました。

『扉は閉ざされたまま』は『このミステリーがすごい!2006年版』で国内ミステリの2位にランクされていたのだが、その手の評価は実はほとんど気にした事がありません。

カバーには『長編本格推理』と書いてはあったけど、表紙のイラストから受けた第一印象は、何となく軽そうないわゆるライトミステリの類い?かと思って、最初は読むつもりもありませんでした。それでも何となくそのまま無視もできなくて、しばらく売り場で悩んだあげく、買ってみたわけです。

しかし、あまり期待もせずにいざ読んだら、予想に反してなかなか面白かったです。いわゆる倒叙物で、冒頭でいきなり犯人も犯行方法も明らかにされてしまうんだけど、そんなのは瑣末なことで、その後の犯人と探偵役との行き詰まる攻防、緊張感がこちらにビンビン伝わってくるような感じでしたわ。

きっちり張り巡らされた伏線と、最後に明らかになる「なぜ犯人がこんな方法をとったのか」と言う理由と動機も、多少ユニークではあるけど十分納得のいくものでしたよ。これを機会に、石持浅海の他の作品も読んでみたいと思います。

投稿者 ronia : 22:17 | コメント (0)

2005年11月11日

『交換殺人には向かない夜』東川篤哉

東川篤哉の『交換殺人には向かない夜』を読みました。
烏賊川市(いかがわし)の名(迷?)探偵・鵜飼杜夫と、助手の戸村流平のコンビの出てくるシリーズです。
内容的には、本格推理にドタバタコメディの要素を加えた感じ、と言っていいでしょうか。
この人の作品、一見、バカミス?と思いきや、意外としっかり推理のつじつまはあっていたりするんですよね(^^;
以前同じ作者の『完全犯罪に猫は何匹必要か?』を読んだ時と同様、とても面白かったです。

投稿者 ronia : 20:58 | コメント (0)

2005年10月24日

ろにあ☆の棚からひとつかみ♪

banner_ronianotana.gif

せっかく蔵書リストを作ったので、それを活用してこんなページを作ってみました(^^;
本の題名をクリックすると、アマゾンの紹介ページに飛ぶようになってます。

投稿者 ronia : 12:30 | コメント (0)

2005年10月12日

蔵書リスト

やっと蔵書リストが完成しました。
何年もの間、作ろうと思っては途中でいやになって投げ出してしまっていたけど、今度こそはと気合い入れて作業したら2ヶ月弱で終わりました。
最終的な本の数は、軽く1000冊を超えてしまっていましたよ。
増やしすぎだっつーのorz<ぢぶん
とりあえずこれで、何がどこにあるかは把握出来るようになったので、良かったとしよう。

投稿者 ronia : 21:44 | コメント (0)

2005年06月18日

早川廣行のPhotoshop CS プロフェッショナル講座[基本編]

早川廣行のPhotoshop CS プロフェッショナル講座[基本編]
早川廣行・木村菱治
MYCOM(毎日コミニュケーションズ)
\2400+税
ISBN4-8399-1461-3

趣味で写真を撮っていて、撮った写真をMacに取り込んでレタッチしてからwebで公開してるんですが、レタッチの基本がまったくわかっていないので、思ったような補正ができずトンチンカンなことをやってることが多くて。こりゃ1冊解説本を買って基本知識から勉強し直さなアカンと、上記の本をAmazon.co.jpで買いました。

普通Photoshopの解説本と言うと、画像の加工や合成、ロゴの作成とかが中心になっていて、写真の補正についてはわずかなページしか割り当ててなかったりすることが多いんですよね。
本書の著者の早川氏は本業が広告写真家と言うことで、カメラマンのためのPhotoshopの使い方と言う、まさに私が望んでいた内容の本でした。

投稿者 ronia : 20:45 | コメント (0)

2005年03月14日

雪下に咲いた日輪と

今月の講談社ノベルスの新刊『雪下に咲いた日輪と』(高里椎奈)を読みました。
薬屋探偵綺談シリーズ12作目。

今回の秋たちは、シリーズでお馴染のある人物に連れられて、交通の不便な山奥にある洋館に招かれます。
悪天候により下界に続く山道が通れなくなり、閉ざされた環境の中で起こる連続殺人。
いわゆる“嵐の山荘物”ですね。

舞台は洋館の本館と、和室のある離れの庵からなり、両所の間は不安定な吊り橋で繋がっている。しかし折りからの豪雨で吊り橋は渡れなくなり、事件は2つの“閉ざされた場所”で起こる、と言う少し凝った内容です。果たして犯人は一人なのか複数なのか…。

見えない敵と動機、行き来できないはずの本館と離れの両方で起きる事件。
いわくありげな、洋館の最初の持ち主…。最初から最後まで飽きさせずに読ませてくれます。

個人的には本題の事件からは離れた、登場人物たちの人間関係が面白かったです。
つか、親子揃って頑固で不器用だねえ(笑)。

一回最後まで読んで、翌日もう一度最初から読み直したら、最初に読んだ時にアレ?と思ったこと、何のことかわからなかったことが、読み直すことであーそういうことなのか…とやっとわかった。自分の勘の鈍さは○次とどっこいどっこいかもorz

投稿者 ronia : 21:48 | コメント (0)

2005年03月11日

タイムスリップ釈迦如来

今月の講談社ノベルスの新刊『タイムスリップ釈迦如来』(鯨統一郎)を読みました。
本作は鯨統一郎の“タイムスリップ・シリーズ”第三弾で、今回は世界三大宗教の1つ仏教がテーマ。

本の帯に書かれた、

“笑えます。タイコバン”
“神も仏も畏れぬ鯨統一郎の快進撃!”

この言葉に偽りなし!

あまりのハチャメチャぶりに、もう笑いすぎてお腹痛くなりました(笑)。

なんたって、“マツケンサンバII”に“世界にひとつだけの花”ですよ。
何のことかわからない方、気になったらぜひ読んでみてください(笑)。

あまりにバカバカしく、壮大なストーリーに読んだ人は感動の涙を流すでしょう(ぇ?

投稿者 ronia : 21:48 | コメント (0)

2005年03月03日

猫は銀幕にデビューする

買い物のついでに本屋に寄ったら、シャム猫ココ・シリーズの最新刊が出てたのでゲッツ!

●データ●
猫は銀幕にデビューする THE CAT WHO BROUGHT DOWN THE HOUSE
リリアン・J・ブラウン
羽田詩津子−訳
早川書房(早川ミステリ文庫)
660円+税
ISBN4-15-077226-6

投稿者 ronia : 20:40 | コメント (0)

2005年02月05日

古本購入(『慟哭』『退職刑事1』)

Bookoffの105円コーナーで、前々から気になっていた推理小説2冊を買ってきました。
貫井徳郎「慟哭」(創元推理文庫)
都筑道夫「退職刑事1」(創元推理文庫)

投稿者 ronia : 21:58 | コメント (0)